SADUUの日記帳
 ▼2003年度(1-12)
地方の映画館
 日本では地方と大都会の格差が比較的少ないと言えると思うがある休日に 他府県で入った映画館での話をしたいと思う。
 超人気映画T3が上映されて最初の休日にとある他府県の映画館で友達と待ち 合わせた。人気映画は満席になるか見易い席が直ぐに売り切れるので、私としては 先にチケットを購入したい所だが、友達は先に食事をするという。取敢えず、 食事をした後にチケットを買ったが問題なく買えた。しかも、映画館内ではかなり 空席が目立つ状態だった。ちなみにチケットの値段はたったの80バーツ。
 タイの田舎では、30分程度の遅刻は仕方ないというが、この「のんびり」はこういう 所からも来ているに違いないと思った。[11.3]
最近の料理
 チェイスターグリルってご存知でしょうか。KFCなどと並んで主な百貨店には 必ずあるファーストフード店のひとつである。
 この間タイ人と一緒にご飯を食べに行った時である。日本料理も何だし、 クーポン食堂もと思い選んだのがここだった。メニューはタイの主な料理が ズラリと並びその中から選んだのは「ガパオ」であった。元々タイ料理は全般に 唐辛子で辛さを調整するが、ここの辛さは塩で調整されていた。 食べるタイ人は塩辛く不味いといい、ほとんど食べずに残して しまった。どちらかというと、西洋風の味付けだろうか。
 日本料理が西洋料理の影響を受けて、洋食屋なんてのが流行ったりもしましたが、 タイ料理も西洋料理や日本料理の影響をもろに受け始めていると感じています。 超辛いタイ料理はこの先、衰退していくのだろうか。[10.20]
老後の生活
 タイ人の友人に日本人はなぜ50代、60代の年配の人が働くのかと聞かれた。 そう言えば、日本では50代、60代を超えた沢山の方が活躍されているが、 逆に言えばタイで見る多くの会社ではその年齢層の人が働いているのを余り 見ない。果してこのカラクリはどうなっているのだろう。
 結論から言うと「子供たちからの仕送りがある」です。また、子供は大人に なれば親に仕送りする義務があり、彼らも同年代になったときに子供からの 仕送りを当てにし、自分たちは実家に帰り一服するという形がタイらしいです。 だから、50代、60代で働いている人は子供がいないか貧しいというイメージが あるようです。
 でも、タイのこの一般的な考え方もかなり近い将来には崩壊していく可能性が あるかも知れません。というのも、最近では少子化や生涯結婚しない人も 増加しているからです。[10.6]
女性の痩せる努力はどこの国も一緒?!
 タイに住んで今年で6年目となり、それなりにタイ人とも食事をして来たが、 スマートな女性の絶え間ない?!努力は結構大変だったりします。良くある パターンを今回は紹介したいと思います。
 まず、食事の回数が少なく1日に1から2回程度でその一度辺りの食事量も これまたちょっとしか食べないのである。水やコーラなどの水分もほとんど 取らない。これも太る原因になるとか。これはもうほとんどお坊さんも吃驚の 絶食しているに近いかもしれない。しかも、これ普通のOLの女性がです。 空腹間はどうやって消しているか、痩せ薬で調整しているようです。なので、 一日中ほとんど満腹間の中で生活しているんだとか。
 日本の女性の痩せる記事で読んだことがありますが、こんなことをしていると 骨や体の器官がボロボロになるんじゃないかと心配してしまいますが、当の本人は 太ることの恐怖の方が絶えられないようです。[9.22]
最近の日本料理の傾向
 ここ数年で日本料理を見かける機会が増えました。地方にも日本料理店が ある他、いわゆる日本人が行くような日本料理店ではなくタイ人向けの 日本料理店から屋台にまで見掛けるようになってきました。
 日本で価格破壊、デフレが一般化していますが、ここタイでも同様の傾向つまり、 価格が安く日本料理が楽しめるようになったと思います。どこの店も思い切った 価格戦略に出ています。また、タイ料理も知られるようになったことから、わざわざ 高い日本料理を食べる必要がないとなったことも一因かも知れません。
 ちょっとした百貨店には2〜3店の日本料理店は珍しくなく、また、良くある 食券クーポン食堂にも必ずほどあるようになりました。結構味も馬鹿に出来ず、 そこそこ美味しく食べれるので高いところで食べるのがあほらしくなるかも。。[9.6]
女性の長い髪
 今の時代では、多彩な色の髪、髪型があり女性だけでなく男性もファッションとして 楽しめる時代となりました。でも、元来から髪の長いのは女性で、髪の短いのは 男性の魅力というのは事実ではないでしょうか。
 タイに訪れた多くの日本人男性は、タイ人女性の髪型に昔の日本を偲ぶ事に なるのではないでしょうか。アジア女性の黒い髪、女性の長い髪には男性なら 誰しも惹かれると思います。また、今の日本ではほとんど?!見られない腰まで 髪を伸ばしている女性も地方では時々見ることがあります。私の友達に若干名 いたりします。
 ま、髪が絶対に長くなければというのではありませんし、バンコクでは日本の ファッションを真似た髪型が多く存在するのも事実ですし、それが現代人の特徴 なのかも知れませんが、良き昔も忘れたくないと最近思っています。[8.22]
タイの安い物
 いつしかタイの物価も高くなり、日本人など外国人じゃなくても日本料理店には タイの人の姿も目立つようになり、注文しているものなんかも結構高い料理だったり します。物価の安いタイはどっかに行ったのでしょうか。
 最近の傾向としては、やはりバンコク地域の物価上昇は否めないところがあると 思いますが地方に行けばまだまだ物価の安いタイに会えます。地方でも セブンイレブンなどに入ればバンコクと同じですが、地元のスーパーに入れば 安い物が揃っています。缶ジュースもバンコクでは13バーツ、しかし、地方では 11から12バーツ程度。屋台の食事は、高くて20バーツ。安いパッタイで5バーツなど からあります。Tシャツも39バーツ、49バーツであったりします。
 でも、品質?!というと食べ物は良いですが、あまり安いTシャツなどは破れ易い等 粗悪品もあります。という感じでたまには地方の探索などどうでしょうか。[8.8]
タイでの入院を通じて
 一般的に、タイの薬は日本より強いと言う。日本の薬の多くは日本で開発され 若しくは日本人向けに開発され直され?!日本人に合った薬を我々は使っている こともあり?!生まれて一度も薬アレルギーなどになったことはなかった。
 しかし、この間タイのクリニックで処方してもらった薬が当たりました。 体の所々が赤く膨れ上がり痒さも伴う。そのうちに脈拍も速くなり、酷い寒気が 襲った。薬を飲んでほんの4-5時間の出来事であった。噂に名高い、スクンビット3 にある病院へ深夜3時ごろ入院することになったが、1-2時間置きに脈拍のチェック・ 体温チェックがあり、まともに寝ることも出来なかった。食事は、タイ、西洋、日本 料理から選択できるが、以外に辛くない上質の味付け?!のタイ料理が美味しかった。
 怖い治療費だが、緊急ということも有り保険で全額事足りたが、今後タイに住み 続けるに当たり、医療費は頭が痛い問題のひとつになるだろう。日本の生活費は バカ高いのは世界でも有名だが医療費の安さは魅力だ。[7.26]
ハイテク製品
 デジタルカメラ、DVDプレイヤーなどなどハイテク電気製品の多くは、 日本やアメリカなどの先進国が先に発売され発展途上国では、かなり後に なってから発売されるのが一般的だと思っていた。
 タイでも数年前では、最新のものは販売店が独自に輸入したもので、当然価格も 高くなってしまい取扱店も限られていた。しかし、ここ1−2年の間にそれは過去の ものとなってしまった感がある。最近の販売店では日本でも発売されたばかりの 製品が並んでおり、日本との価格差も左程無くなってしまったのではないだろうか。
 日本に帰国するときに、タイ人の友人から電気製品を買って来て欲しいと良く 言われるが、最近ではタイで購入した方が良いと勧める。何故なら、マニュアルは 英語かタイ語だし、何よりも購入した販売店やメーカーの保証が受けれるのが 最大の利点だからだ。[7.1]
五菱自動車
 今年のモーターショーでは、幾つかの車メーカーのショーからの 撤退で車の展示車数が少なく見ていて例年よりも面白さが少なく 感じた。
 ところで、バイクにしても中国産のバイクがベトナムでは日本メーカーの バイクを蹴散らしていると聞くが、ここタイでも中国産のバイクが販売 され出し、なんと今年は三菱自動車ではなく中国の「五菱自動車」が参入していた。 自動車は軽四輪トラックタイプだが、日本メーカーもうかうかして入れなく なってしまったのではないだろうか。
 タイの人たちもデジタルカメラやビデオで撮影しこの光景だけを見ていると 日本と何ら差のない国になってしまったのかと錯覚してしまう。しかし、 タイ産の車が未だないのはやはり、お国柄なのであろうか。[6.21]
外国の郵便局
 日本へ帰国すると思う。郵便局の数がやたらと多いことには驚く。小さな町にも あり大きな町にもある。これまた、東南アジアではどうなんだろう。
 タイの田舎ではひとつの市にひとつの郵便局が一般的だろう。大都市バンコクですら、 主な通りにひとつの郵便局があれば良い方で、アソークなど多数の大ビジネス街でも 郵便局はなくアソークの場合はソイ23の郵便局に行くしかない。それに付け加え、 この郵便局は建物自体も小さくタウンハウスのような場合が多く、窓口はふたつか みっつ程度しかなく、利用者は絶えず長蛇の列を作っているのが現実だ。しかし、 日本での郵便局の多くは比較的空いていて、こんなので儲かるのかなと思いもする。
 タイの郵便局、日本の郵便局の詳しい運営方法は知らないが、日本の方が遥かに 金(税金)が投入されている気がする。郵便局も民営化で問題になっているようだが、 それも時代の流れに従う他ないのかも知れない。[3.4]
道路と国力の関係
 日本ではここ数年政治家と(高速)道路の話が度々話題になっているが、タイを 含め東南アジアの道路状況はどうなんだろうか。
 ここタイでは、主な道路はほぼ舗装されていると言っても過言ではないほど 便利になっているが、ちょっと山奥やマイナーな道路では今でも舗装されて おらず、雨が降ればべしゃべしゃになる。また、マレーシア、シンガポールでは 道路も綺麗で同じく舗装されているが、ラオスやベトナムなどではどうだろうか。 ビエンチャンでは首都であっても、道路は穴ぼこが空き地方に行けば道路が 水没していても当たり前である。
 簡単に比較できない問題かも知れないが、多額の借金を負って道路を整備する 時代は終わっていると思われるがどうであろうか。[2.19]
車よりも人が優先
 日本に帰りふと気付くのが、道路を歩いている自分が優先されていることである。 歩行者である自分が車よりも優先されているのである。
 日本の交通法規では、横断歩道に歩行中の人がいる場合は優先させるなどなど 歩行者が優先されており、もし、運転手はそれに違反した場合は罰金や違反点数が 加算される仕組みとなっている。しかし、タイではそのような法律もなく、 こちらが横断していようと車は容赦無く猛スピードで突っ込んでくる。
 タイに住んでいると、ついつい車を優先させてしまう癖が付いており、 絶えず周囲に注意している動物のような間隔が見に着いているような気がする。 でも、勿論そんな習性はなくても安心して歩ける日本の道路は素晴らしい。[2.7]
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