■本殿
かなり歩いた後、回廊や様々な建物が連なっている所にでます。ここが本殿で
更に歩くと、視界が急に開けます。ここからの景色は絶品で言葉では表しようが
ないものです。直ぐ下は切り立った崖で落ちてはまず助からないでしょう。
遺跡自体も崩れ落ちてしまいそうですが(実際に崩れているが)、この景色を
見ている大きな岩も崩れ落ちないかと冷や冷やしてしまうほど、スリル万点で
怖くなってしまいます。[05.9]
■カンボジア側の売店
ほとんどの店でタイ語、英語が通じます。これといった珍しい土産はないですが、
カンボジアらしく宝石なども売られています。カンボジアのビール「アンコール」
などもあり、雰囲気を盛り上げます。通貨はバーツで問題ありません。
■内戦
冒頭にも書いていますが、岩などに弾丸の後が残っていたり、05年9月現在、
写真の通り、バンカーや大砲が残っており、この国の内戦の長かった、また、
この遺跡自体が戦場になっていたという歴史を感じます。大砲が配置されている
場所からは一面が見渡せ、恐らく双眼鏡などを使えば、敵を攻撃するのに適所
だったと思われる視界の開けた場所に設置されていました。ヘリコプターも
あったそうですが、撤去されたそうです。[05.9]
■熊の毛皮
この下の密林に住んでいるということですが「熊の毛皮」がありました。これだけ
広大な森林地帯は、もうタイにはないと思われます。熊の他にも沢山の野生動物が
暮らしているでしょう。この大自然が壊されることなく今後も国立公園として保存
されていくことを望みます。
■遺跡で遊ぶ子供たち
この大パノラマをバックに遊ぶ子供たちが羨ましく思えますが、ほとんどの子供は
簡単なガイド、また、絵葉書などを販売しています。いろいろ案内してもらった場合は、
絵葉書を買うか、若干の小銭(10バーツほど)を最後にあげ
ましょう。ちなみに同様の絵葉書をバンコクで買うと5バーツなので、極端に
ぼられないようにしましょう。ところで、タイ語がかなり上手で
タイ人の友人もどこで習ったの?!と聞いていましたが、難しい単語は苦手なようです。
[05.9]
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