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ラオス・パクセー (2008.6.23 更新)

概要
 ラオスの南部のチャムパサック県の県都であるパクセーは、コーヒーの 産地でもあり、カンボジア、ベトナム、タイと直ぐ近くの関係です。近年、 タイのウボンから国際バスが走り始めています。 [08.6]

 また、チャムパサック県には、世界遺産に指定されているクメール時代の 遺跡もあります。時間的に余裕がある場合は、行ってみたいところです。

行き方
 タイからの直行便はないため、ウボンから国際バスを利用するか、3回も バスを乗り換えて行くことになります。ウボンからの所要は約3時間です。 [08.6]

 バンコクからチョンメックへ直行するバスは、北バスターミナルの67番窓口 (ピブンツアー)で 545バーツ。発車時刻は、07:00,09:00,16:30,18:45,19:30, 20:00,20:20,20:50,21:45 の9本あります。

行き先価格
パクセ行き国際バス200THB
ウボン→ピブーン40THB
ピブーン→チョンメック40THB
チョンメック→パクセー15,000kip

チョンメックから国境
 チョンメックバスターミナルから、国境までは歩いて10分ぐらいです。 モーターバイク(20バーツ)でも行ってくれます。途中両側がちょっとした 市場になっていますが、特に買うほどの物はありませんでした。

 タイ側のイミグレーションの建物は写真の通り洒落た概観になって いました。でも、館内はさすが田舎といったところでしょうか。周辺は 改装中のようで工事していました。

ラオス側
 殺風景な写真の道を歩いて行き、ラオス側で入国手続きを済ませます。同じ 建物に両替屋もあるので両替するのも良いでしょう。バーツでの支払いも可能 ですが、内陸部なのでバーツよりも kipが使用されることが多いようです。 [08.6]

残業代
 ラオス側でのみですが、入るときに70バーツ、出るときに50バーツを請求され ました。金額は小さいですが納得の行かないところです。

もう一息
 入管を抜けると左手に免税品を扱う土産物屋や市場があります。主に中国から の安い製品が販売されていますが、タバコや酒もコピー品で見た目は良いですが、 中身はどうなのか。

 Nokiaの携帯電話もコピー品があり、起動するとなんと概観は一緒でもソフトは オリジナルになっていました。壊れやすいので 買わない方が無難です。

 そのまま進むと、右手にはロットゥー乗り場(80バーツ)、更に左手奥には写真の ソンテオ乗り場(15,000kip)があります。パクセーまでもう一息です。 [08.6]


パクセー市内の情報

移動の手段
 ホテルまで向かうには、トゥクトゥクを利用することになりますが、 外国人だと見ると吹っ掛けて来る輩が多いです。ちょっとした距離で あれば、4,000kipぐらいになります。

 ただ、最近の原油高の影響もあるので、価格はどんどん上昇傾向に あるようですので参考までに。
 市内観光は、センアルーンホテル、ランカムホテルで貸し自転車が あるので有効に使えば便利。 [08.6]

宿泊所
 タイと比較すると安い価格で宿泊できます。Pakse Hotelの近辺には マッサージ、両替商、レストランなどが集まっているので、あまり移動 したくない人にはお勧めです。 [08.6]

名称備考
Pakse Hotel
160,000〜720,000kip
ロビーの雰囲気が重厚。
Lankham Hotel
Fan 50,000kip
A/C 80,000kip
レンタルバイク・自転車もある。1Fはラーメン屋
Champasak Palace Hotel
S $20〜$35
Queen $100
King $200
元王宮を改装したホテル。川が見える部屋もある
Champa Hotel
56,000〜112,000kip
ウボン行きバスターミナルの直ぐ近く

フランスパン
 ラオス料理の他に、ここでもカーオジー(フランスパン)が食べれます。注文が あると、まず、炭火でパンを温め中身を入れて出来上がり。なかなか美味しく、 なぜ、タイにないんだろうなぁと思ってしまいます。他のラオス料理ですが、 タイ料理と比べると辛くなく食べやすいです。 [08.6]

ベトナム料理
 フランス統治下時代に、ベトナム人がここの地を管理していた歴史的背景から 多数のベトナム人が今も住んでいます。その関係から市内には本格的なベトナム 料理店があります。

 味はベトナムそのものです。春巻きもスープも何でも美味しかったです。関係 ないですが、タイで春巻きを注文すると写真のように輪切りにされて出てきます。 タイで食べるとタレが辛い。 [08.6]


市内の観光

ワットルアン
 セドン川沿いにあるお寺で、特に観光客が行くような珍しい仏塔など ありません。学校が併設されていて、写真の建物が校舎になっているようで した。この校舎の建物はかなり古そうで、飾りつけ等も興味深いものでした。

 他にも中国寺院などもありますが、特に観光するほどのこともないので、 行くところがない場合に行く程度で良いのではないでしょうか。 [08.6]

革命記念塔
 ただ単に広い敷地内に記念塔が建っているだけなのですが、この敷地が 入れなく、また、草がぼうぼうで全然手入れされていませんでした。

 もう少しお金を掛けて市民の憩いの場所にすればと思うのですが、なかなか 難しいのでしょうか。近くに競技場もあるのですが、こちらも門が閉まっていて、 しばらく使われていない様子でした。 [08.6]

セドン川とメコン川
 市内の一角に写真のセドン川とメコン川が合流する地点が見れる場所があります。 若干公園のように整備されています。写真の手前がセドン川で、奥がメコン 川となります。
 タイだと観光地化されて、多くの観光客が来るところでしょうが、ここは 地元の人数人を見かけただけでした。のんびりとできます。 [08.6]

メコン川沿い
 上記の一角から、メコン川沿いにレストランが集中しています。なかなか 雰囲気もよく、メコン川にかかる橋や川を眺めながら食事や休憩するのは どうでしょうか。 [08.6]

市場
 市内には「タラート・サオ」などの市場がありますが、どこもお客さんの 数は疎らで敷地面積は広くても全てが使われていませんでした。

 「タラート・ダオファン」は、かなり大きな市場です。また、チョンメック 行きのソンテオ、タクシーが停車してたむろしています。


その他

故郷の日本を想う
 写真のような日本を思い起こす景色が時々あり、まるで日本旅行に来ている かのような気分になります。タイのような巨大な建築物がないのもいいかも 知れません。

人が少ない
 この県の人口は、2004年度のデータで57万人となっているのですが、街を 行き交う人や車の通行が少ないこと。廃墟と化した街にいるような錯覚に なります。どうして、ここまで少ないんでしょうか。

市場を席巻する日は近い?
 市場では、まだまだタイや中国製の製品が大多数を占めているのですが、 ちょこちょことラオス製の製品もありました。これからは、ラオス製が 勢いを増して市場を席巻するようになるものでしょうか。

パクセーの人
 道を聞いても優しく教えてくれるパクセーの人ですが、トゥクトゥクの 運転手の中には、あくどくボッタクリする運転手もいるので、悲しいところ です。 [08.6]

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