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バンビエン (2009.1.21 更新)

概要
 ビエンチャンから、ルアンパバーン方面に約180キロメートル進んだところ にある小さな街です。異様に広い米軍飛行場跡にバスが到着すると、そう、 そこがバンビエンです。

 中国の桂林を思わす風景が印象的で、川も澄みカヤックや浮き輪で川下りを 楽しむなど自然を満喫したい人にピッタリのところです。

行き方
 ビエンチャン、ルアンパバーンから普通バス、VIPバス、ミニバスが運行 されています。お勧めは速度的に早いミニバスです。バス会社などにより、 運行時間乗車定員などが違う場合があるので、下記のデータは参考にして ください。 [09.1]

 ラオスは砂埃が多いので、エアコンが必要ない人もVIPバスかミニバスを 選択肢に入れた方が良いと思います。

行き先備考
ビエンチャン発
ローカルバス
7:30 8:30 9:30 10:30 11:30 13:00 14:00
5.0時間 (50,000K)
ビエンチャン発
VIPバス
10:00 14:00
3.0時間 (60,000K)
ルアンパバーン発
ローカルバス
7:00
9.0時間 (170,000K)

宿泊施設
 街は意外に小さい範囲にあり、ホテル・ゲストハウスも沢山あるので、 探しやすいでしょう。ただ、川沿いの安く清潔なところは直ぐに一杯に なるようです。 [09.1]

 乾季はかなり冷え込むため、温水が必要な人は入室前にどのぐらいの 温度まで使えるのか自分で確認した方が無難です。

ホテル名参考
Vansana Hotel
300,000-500,000K
Tel 021-413894-5
フル装備、川沿いでプールもある。
Phonsaksit G.H.
100,000K
Tel 020-7623255
中心部にあり便利、2008年に新棟ができたばかり。
Vang Vieng Orchid G.H.
100,000K
Tel 023-511172
川沿いのロケーションで階下のテラスはよい雰囲気。

市内の交通
 ちょっとした街の観光であれば、徒歩でも十分。トゥクトゥクもありますが、 ここはバイクか自転車(10,000K)をレンタルするのがベターでしょう。

 ただ、日本やタイと比べるとかなり道が悪く、坂道も多いことから運転には 気をつけて下さいね。 [09.1]


市内の様子

自然が一杯
 ラオス全体に言えるのですが、強度が必要のないところでは橋や建物は木造 となっていて、写真のような美しい景観がところどころで見れるのは日本人に とって自然です。

 街から橋を渡って郊外に行く場合、橋の通行料が必要な箇所もあり、日本の 昔も関所など各地で通行料を徴収していたのかなと思います。

寺院
 小規模ではありますが、街には数箇所のお寺がありました。どこのお寺も 煌びやかさはなく、仏塔も小さく静かに佇んでいるようです。

 昼間になると、老女や女性が集まってきて、お昼の井戸端会議・昼食会が 始まるなど良い田舎がここにはあると思いました。 [09.1]

物価について
 意外と高いのがここバンビエンでした。有名なルアンパバーンでも、地元の人が 食べる食堂や屋台では地元の人の価格でしたが、ここでは街全体が「観光客用」に なっていることから、簡単な食事でも 15,000kipと高く付くのが残念でした。

 ビエンチャンやルアンパバーンほど規模は大きくないですが、夜になると屋台の 土産屋なども出てきますが、ある程度の数量を購入する場合は、次の紹介する市場 で購入した方が良いと思います。

バスの手配
 バンビエンのバスターミナルは、少し離れたところにあります。ここで購入する のが一番安いです。ただ、ここまで来る手間を考えれば、旅行代理店で少々手数料 が掛かっても購入する方が時間的には特かも知れません。 [09.1]


バンビエンの洞窟

チャン洞窟
 バンビエンで数箇所の洞窟に行きましたが、一番お勧めできるのがこの洞窟と なります。理由はなんと言っても安全だからです。

 他の洞窟は自然そのもので転落など危険が伴うので、あるていどの覚悟無し では正直なところ行くことができません。恐らく日本国内では見学の許可が でないと思われます。

 チャン洞窟はリゾートの敷地内にあり、入り口の料金所で 15,000kip支払い 階段を上って行きます。ここからの景色もなかなかのものです。入り口付近には 小さい川が流れていますが、この川も独特の色をしていて気持ちが悪いほどです。 [09.1]

 洞窟内はきれいに整備されており、そのまま見学するのみです。一箇所外に 通じる出口があり、そこからの景観は写真の通り「田園風景」が普通に広がって いるだけですが、山紫水明で牛が放牧されている様は素晴らしかったです。

プーカム洞窟
 ここの洞窟に行く途中に良く似た名前の洞窟などがありますが、無視して進んで 行きましょう。洞窟の前には大きな駐車場、小さな池があるので泳ぎたい人は水着、 また、広場になっているので、バドミントン、サンドイッチなどを持って行くのも 良いかもしれません。

 入場料 10,000kipを支払い中に入ると、緑色に澄んだ池があり魚に餌をやる人、 池に飛び込んで遊ぶ西洋人、更にそのまま進むと懐中電灯、ガイドサービス(有料)が あります。 [09.1]

 洞窟に入るには、ロッククライミングしながら、岩をよじ登って ?!行く必要が あり、登りも降りも相当な危険が生じます。また、何の保証もなく大怪我した場合 の医療設備もないことから、十分に考えて行動するしかありません。 [09.1]

 やっとこさ洞窟に到着すると、ここからも危険が一杯で、石と石の間を飛び越え たりと、こりゃまるで映画の主人公にでもなった気分です。自然な雰囲気が好きな 人には良いと思いますが。。


その他

バンビエン市場
 市内から結構離れているので、気軽に行くことはできませんが、あるていどの 品揃えを期待するならここまで足を延ばしましょう。バンビエンに住む人の生活 を垣間見れて面白いかも知れません。

 販売されているのは、一般の衣服やカバンは勿論のこと、生鮮市場では肉の解体 作業も見れ、また、珍しいネズミやコウモリの丸焼きなども販売されていてビックリ しました。お勧めは、違法コピーCD屋でラオスの歌が1枚 15,000kipでした。 [09.1]

カーオピヤック
 市場内には食堂が数件あり、ここで写真のラオスうどん「カーオピヤック」 10,000kip がとても美味しかったです。写真横の野菜がたっぷり付いて来て ヘルシーで、麺はツルツルで舌触りもお腹も満足しました。 [09.1]

 このカーオピヤックは、ベトナムのフォーや日本のうどんと並ぶ美味しさで、 タイにもあればなぁと思うところでした。ところで、うどんのルーツはカンボジア?、 それともラオスなのかな?

モン族の村が点在
 辺りにはモン族の村が点在していて、訪れた正月には写真のように民族衣装 を着た人がボールを互いに抛りあっていました。よく似合っている民族衣装は 通常の日は着ないそうで残念です。

日本の昔も
 この街に来て思ったことは、日本の昔を見ているのじゃないかと思うことで した。うちの親父が小さい頃は牛がいたということで、日本でも戦前は良く似た 風景が広がっていたのではと想像すると面白いです。

バンビエンの病院
 旅行前に足の親指骨折、旅行前日には親指の爪を剥がし、内出血を取り除く 手術を行いました。傷口を洗うために病院に訪れました。院内は空調設備なども なく一抹の不安。入り口でテレビを見ている看護婦さんに症状を話すと診察室に 案内されました。

 傷口を無事洗ってもらい経過も順調なようで、また、自分でもできるようにと 親切にガーゼ、消毒液、テープを頂きました。料金は診察料 30,000+ガーゼ代等 15,000kipでした。看護婦さんによると外国人の患者も多いそうです。 [09.1]

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