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サワンナケート (2009.2.26 更新)

概要
 サワンナケートとは、日本語に直訳で「天国」の意味を持つ都市名です が、単なるラオスの一都市に過ぎません。ここからタイやベトナムへ抜ける ことができるため、近年旅行者の数が増えつつあります。

 しかし、観光資源がそんなにないこともあり閑散としていて、逆にまだ まだラオスらしさが残る都市のひとつです。また、フランス統治時代の古い 建物が残る落ち着いた町並みが特徴となっています。

行き方
 今回は、バンコクからウボンまで飛行機、ウボンからムクダハーンまで バス、ムクダハーンからサワンナケートまで国際バスを利用しました。 価格は45バーツで、便は表の通り頻繁にあります。土日はイミグレ職員の 残業費とかで 5バーツ余計に徴収されます。 [09.2]

行き先備考
ムクダハーン発
所要 約50分
7:30, 8:30, 9:30, 10:30, 11:30, 12:30, 13:30, 14:30, 15:30, 16:30, 17:30, 19:00

 メコン川から対岸のサワンナケートまで渡し舟もあるのですが、これは 我々外国人には解放されていないため利用することを計画しないよう注意 してください。 [09.2]

宿泊施設
 街の中心街は、バス停からそんなに遠くなく、外国人向けのホテルも 数件あります。かなりの田舎町なのでホテルに期待していくとガックリ くるかも知れないです。 [09.2]

ホテル名参考
Xayamoungkhoun G.H.
70,000Kip
Tel 041-212426
比較的清潔で、レンタサイクル(10,000Kip)もある。
Mekong Hotel
80,000Kip
Tel 041-212249
1950年に建設され、当時役人が渡し舟を待つのに使ったという。
Hoong Thip Hotel
$18, $25, $35
Tel 041-212262
中級ホテル、朝食付き。

市内の交通
 トゥクトゥクが走っていて、ちょっとした距離なら 10,000Kipほど。それ 以上であれば高いか、かなり遠い場所かも知れない。街自体それほそ大きく ないので、健康のために歩いて回るのも良いかもしれない。 [09.2]

緊急時の両替
 サワンナケートでは、バーツも頻繁に使われることから、一般の商店で両替 も可能なところが多くあります(要確認ですぞ)。手数料はほんと若干ですが、 もちろん、銀行の方がレートは良いです。


市内の様子

素朴な都市
 普通のタイの田舎町といった感じで、バンビエンやルアンパバーンなど白人 旅行者がわんさか滞在している都市とは違い、落ち着いて風情があります。 ただ、その分英語も通じ難く観光するようなところも余りありません。

 サワンナケートのバス停や、宿泊施設にはサワンナケートの観光ガイドが 置いてあり、今回はその情報を中心に観光しています。簡単なものですが、 地図もあり役立ちます。

 街中を走る車、オートバイも疎らで本当にタイ、ベトナムとの中継地なの かと思ってしまいます。外国人旅行者も少なく、彼らを期待した西洋料理や オープンバーなどもありません。 [09.2]

メコン川
 教会を出て真っ直ぐに直進すると雄大なメコン川に出ます。ここは船着場に なっていて対岸のムクダハーンからラオスに入国するために船が到着します。

 右に曲がりメコン川沿いを少し歩くと、数件ですが野外の食堂があります。 ラオスやタイの他の場所ではもっと盛況なのですが、ここは閑散としている こともあり、読書をするにはもってこいかも知れませんね。

 ちょっと気になったのは、乞食がかなり多く頻繁に見かけました。ほとんど は職のなさそうな少数民族風の老人でした。特に付きまとわれるなど危険はない ですので安心してください。 [09.2]


市内の見所

恐竜博物館
 小さい建物で、建物の名称が別の名前になっていたため、何度も通り過ぎて しまいました。入ったときには他に客は誰もおらず、怪しいおじさんが二人。 入場料 5,000kipを払うと中を案内してもらいました。このおじさん英語が なかなか上手です。

 規模は小さいですが、恐竜の骨などが部屋一面所狭しと展示されています。 が、あまり期待しない方がいいです。開館時間は、9:00-16:00。 [09.2]

セントテレサ教会
 1920年に建設されたカトリック教会で、街のちょっとしたシンボルとなって います。庭には綺麗な花が咲いていて、教会内にはステンドグラスやマリア像 などもあります。規模的には仏教寺院と比較するとかなり小さなものになります。

お寺
 市内でお勧めの寺院は二つあり、ひとつはメコン川沿いに立地する 「ワット・サヤプーム」で敷地面積が広く、仏像の鋳造所や学校も一緒に なっていました。古そうな仏塔が立ち並んでいて、本堂はここにしては なかなか立派なものだと思いました。

 もうひとつはこの写真の「ワット・サヤムンクン」となります。敷地 一杯に建てられているため広角レンズでも取り切れないほどでした。

セントラルプラザ
 商業ビルが並んでいて大きさは、長さ170メートル、幅30メートルほどで、 このエリアにはフランス統治時代に建設された古い建物が今も残っています。 なかなか哀愁漂うエリアで、食事するところもあり夜もライトアップされて いるのでお勧めです。


その他

ラオスのイミグレは注意
 ラオスの入国時に40バーツを出せと言われ、 「何の費用なの」と聞き返すとスタンプ代 との返事。。「そんなの聞いたことないが」と返事するとあっさりと パスポートが返ってきました。みなさんも賄賂には注意しましょう。 [09.2]

 日本からは決して行きやすくない街ではありますが、夜は満点の星が 綺麗、フランス統治時代の古い建物の数々など観光して損はないと 思います。

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