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ロッブリー (2008.7.4 更新)

概要
 例えば、日本で奈良は「鹿」、北海道なら「熊、鮭」などイメージする 動物があります。ロッブリー県は、ずばり「猿」で遺跡やお寺には沢山の 猿がいます。
 また、パッタナーニコム郡では、タイで一番大きい面積でヒマワリが 栽培されています。ヒマワリの花は、11月から1月に咲き種は食用、食用油 などに利用されています。[08.7]

行き方
 バンコク北バスターミナルから、長距離バスで2-3時間。バスターミナル から、遺跡が多い駅周辺までバイクタクシーで25バーツ程度。この長距離バスは サラブリー経由でよく停車するので距離の割には時間が掛かります。

 時間を節約したい場合は、戦勝記念塔からミニバス(110バーツ)が出ていて、 およそ1.5時間と一番早いと思います。ミニバスは、北に向かう32号線を使う ことで高速に移動します。帰りは、ロッブリー駅の直ぐ近くに乗り場があり ます。 [08.7]

 列車で行くこともできます。行きは列車、帰りはミニバスを利用すると 雰囲気も楽しめ時間も短縮できて良いと思います。

市内の交通
 田舎なので人力の「サムロー」もありますが、バイクタクシーが便利で しょう。価格は、距離により20-40バーツで遠い場所で 40-50バーツ程度と なります。[08.7]

宿泊施設
 元々小さい町なので、ホテルもそんなにありません。移動にも便利なので 鉄道駅周辺がお勧めです。距離的にバンコクから近いので、日帰りも良いかも 知れません。[08.7]

ホテル名参考
Lopburi City
250B
安い割にエアコン、空っぽの 冷蔵庫、テレビ、漬かれないバスタブがある。[02.6]
Asia Hotel
Fan S250B W350B
A/C S350B W450B
清潔感はあるが古い。比較的大きなホテルで博物館の真ん前。[08.7]
Nett Hotel
Fan 200B A/C500B
改装して綺麗になった。[08.7]
Lopburi Inn
500B
中級ホテル。バスターミナルのそのまた 向こうなので不便。[02.6]


お勧めの見所

プラプラーンサムヨート
 入場料金は、ここを含めて数ヶ所で必要です。どこも外国人30バーツ、 タイ人10バーツとなっています。ちょっとした寺院跡は無料となって います。 [08.7]

 巨大な仏塔が3つ並んでおり、真中のものが最長で21.5mになり、 18世紀クメールのバイヨン形式となっているそうです。ここの 敷地には沢山の猿がおり、私は背中に跳びつかれました。(^^;

 アンコールワットがここだよって言われても信じてしまいそうな 迫力で見応えがあると思います。

ロッブリーのシンボル?
 奈良や京都の五重塔みたいな雰囲気でしょうか。ちょっと 小高い丘で、更に周りには高い建物がないことから、迫力ある 勇姿を街中で堪能することができます。 [08.7]

ワットプラシーラッタナマハータート
 ここは、ロッブリー駅の真ん前に位置し行きやすい場所にあります。 かなり広い敷地内に、沢山の仏塔、寺院跡がありますが、仏像は台座の 部分が残るのみで、復元されている仏像も全くない状態でちょっと 寂しいです。

様式の違う仏塔
 様式の違う仏塔が幾つかあり、全部同じ形でないところが斬新で隣で 紹介している「プラプラーンサムヨート」と雰囲気が異なります。ところで ひとつの修復された仏塔の一部が崩れ落ちているのを見ましたが、事故に 繋がらないか心配です。 [08.7]

 柱の穴の開いているところの多くは、鳥の巣になっていたり、この寺院 全体に様々な鳥が住み着いているようです。敷地の中では手入れ不足で、 草がぼうぼうになっているところもありましたが、地面から飛び立つ鳥も 多いことから蛇などは生息していないのかな。


市内の見所

ウィチャエンの家
 その昔、外国の大使が宿泊するのに使われていたというだけあり、なかなか 広い敷地内に遺跡が点在しています。ただ、壁や柱の跡があるだけなので、 あんまり期待していくとがっかりです。

 ここは、観光している人がほとんどいなく、草もぼうぼうでちょっと怖い 感じでした。しかし、ここが有料だなんてぼったくられた気分です。[08.7]

プラナーラーイ国立博物館
 プラナーラーイ宮殿跡に立地し、タイで3番目の国立博物館だそうです。 2466年から開館していて、背の高い塀に囲まれているのは、まるでお城の ような雰囲気です。 [08.7]

遺跡と一体化
 広大な敷地の中にあり、お弁当を持って行き家族で寛ぐには丁度良い かもしれません。博物館もゆっくり見ようとすると 1時間以上はかかります。 宮殿の跡は柱と壁のみですが、博物館には昔の王様が使われた遺物が沢山展示 されています。土産物屋などもあったりします。[03.8]

プラカーン神社
 16世紀に建立され過去には「高い神社」と呼ばれ大きなお堂が一つだけで、 現在ある表側のお堂は、2494年に造られたものだそうです。寺はもっこりと 小高くなっているのですが、裏側に回ると沢山の石が積まれていて、昔は 石造りのお寺だったのかなと思われます。

 資料によると、この神社には 300匹もの猿がいて、敷地内には猿の水浴び場や 遊び場などが設けられています。本堂への階段手摺も、しっかり猿の滑り台と して有効に?!利用されているようです。[03.8]

 ここの土産屋は、タイでは珍しくその地らしい猿の人形や、プラプラーン サムヨートを象った置物等が売られています。値段も安く良心的です。しかし、 土産屋のお姉さんは猿の悪戯の相手に大変そうでした。

チャイ門
 写真の通り大きい門で、当時、敵からの攻撃から街を防ぐために活躍したの だろうと想像できます。やはり、大陸であることから簡単にビルマや隣国の攻撃 を受けたのでしょうか。 [08.7]


感想・その他

ロッブリー駅
 最初に鉄道で到着した人には、大きな猿の像が待ち受けています。旅行者 の到着を待っているかのようですね。町は小さくまとまっており、鉄道駅 周辺を歩いているだけでも楽しいです。夕方からは、線路沿いは沢山の屋台 で賑わいます。

 なんと遺跡「ワットバンダイヒン」は駅から繋がっていて、歩いて 15秒。 「ワットプラシーラッタナマハータート」が駅の前にあり、その直ぐ北側に タイ政府官公庁があります。ここでもらえる無料の地図はカラーで見やすく お勧めです。

プラーンケーク
 ナーラーイ博物館を出て、北に向かって歩くと「プラーンケーク」が あります。また、この周辺は市場や様々な商店、屋台などがあり賑わって います。

 突如現れる「プラーンケーク」ですが、周りを道路に囲まれていて、車が 多く、写真撮影もやっとこさ。一般の通行人や買い物客も多く、ここで観光 しているとなんか恥ずかしいような気がしません? [08.7]

軍事基地
 ロッブリー・サラブリーは、軍事拠点となっていて、北方方面から攻め入る 他国の軍勢を迎え撃つ拠点となっています。

 ロッブリー市内に三箇所、観光できるポイントがあります。「特別作戦本部」 「特別攻撃隊博物館」「大砲博物館」です。

特別作戦本部
 行き方はバスターミナル方面に向かって、直ぐのところにあります。大通り に面していて直ぐにわかります。したことはありませんが、ここで射撃もできる ようです。

特別攻撃隊博物館
 バイクタクシーで、50バーツと結構遠い位置にあります。直ぐ前はロータリー になっていて、よく整備されていました。 [08.7]

 実は何回も足を運んでいるのですが、開いていないの一点張りで中には一回も 入ったことはありません。博物館の周りや軍事キャンプの庭には、ヘリコプター や戦車などが展示されています。 [08.7]

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