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スリン (2006.4.10 更新)
概要
 特にこれといったものがない普通の田舎町。列車の駅には象の 大きな像や、デパート、ホテルなどが広がっている。毎年11月には、 有名な象祭りが行われる。
 スリンという訳ではないが、隣のブリラム県の「パノムルン遺跡」と 「ムアンタム遺跡」も合わせて紹介します。これらの遺跡は、クメール 帝国の衛星都市として建設され栄華を誇ったとのこと。[06.4]

行き方
 スリンまでは、列車やバスがあるが、ここで紹介している遺跡や 国境まで行く場合は、移動が大変なのでバンコクからレンタカーも 悪くないでしょう。[06.4]

宿泊施設
 ペッカセームホテルがお勧め。料金は次の二種類で、690バーツ(バスタブなし)と 850バーツ(バスタブ有り)。朝は写真のプール前でのおいしい朝食が付いており、 料金以上に得した気分。部屋も清潔で綺麗だが、NHKが見れないのは残念なところ。 近くにはデパートもある。[06.4]

ホテル室内プール

スタジアム
 スタジアムといっても、簡単な客席があるスポーツ施設といったところ。 象祭りもここで開催されるそうだが、特に興味もないので来ることはない だろう。[06.4]

スタジアム1スタジアム2

バーンプルアン遺跡
 ブリラム、スリン、シーサケット県には遺跡が点在しているが、全然 有名ではないスリン県にある「バーンプルアン遺跡」に足を運んだが、 かなり規模は小さく(写真の建物だけ)、観光客は誰もおらず寂れた雰囲気 でがっかりしました。しかし、綺麗に整備はされていました。[06.4]

この建物だけ其の二


チョンジョーム国境
カンボジアとの国境
 ここスリンから、カンボジアへの国境があります。214号線を ひたすら南下、距離にして 70km進むと森林が豊かになり、 軍の検問所みたいなのを抜けると国境に着きます。

国境ゲート1国境ゲート2

国境周辺
 どうやら、外国人はこの国境を越えることはできないようで、様子を 見るだけに留めました。国境の向こう側ではリアカーなども多く カンボジアが直ぐそこに見えています。
 しかし、この国境にはこれといったものは何もなく、国境を越えて、 なんか判らない野菜やタガメなど売りに来ていたカンボジア人商人が10人 ほど商売しているだけでした。[06.4]

カジノ
 またまた、カジノがあります。タイ人はカジノが好きなので、どこの 国境に行っても見事に立派なカジノがあるのには驚きです。

自然が残るカンボジア
 タイの木々は伐採されて、24号線沿いなどにも森林はまったくといって、 良いほど何も残されていない状態ですが、ここカンボジア側では豊かな 自然が残っているようで、猿も出てきました。[06.4]
 スリンの人は、よく来るようで、定期路線ミニバスもありました。この ミニバスは、外国人でも気軽に利用できそうだが、ただ、国境の雰囲気が 味わえるだけなのだが。[06.4]

猿の登場ミニバス


パノムルン遺跡
観光化された遺跡
 このパノムルン遺跡は、小高い丘の上にあり、てっきり簡単な山登りを期待 していたが、別途紹介している「カオプラビハーン遺跡」とはことなり、参道の 直ぐ横が駐車場になっており、まったく苦労なく到着してしまう。綺麗に整備 されており、駐車場には沢山の観光バスや車が停まり、参道横には、沢山の土産 を売る店が連なっている。ほとんどタイ人観光客であり、土産の料金もかなり 格安となっていた。
 タイでは、珍しくパノムルン遺跡を象った置物があり、小10バーツ、中15バーツ と値段も大変手頃であった。その他の土産はありきたりのもので、特にここで 買う必要はないところ。また、観光化されている分、トイレや飲物の心配はなく、 ざっと見て1時間くらいの工程です。

参道横、土産物屋ツーリストセンター

遺跡入り口
 土産物屋を越えてどんどん進むと、パノムルン遺跡公園ツーリストインフォメーション センターが見えてくる。無料なので、遠慮なく拝観しよう。中には タイ各地の遺跡の情報、写真や石の彫刻なども展示されている。
 更に少し進むと、料金所があり、外国人40バーツ(タイ人10バーツ)を支払う。 階段を登って高台にでると遺跡への道が待っている。

料金所を越えた所神殿への道

綺麗に整備
 他の公園と同じように、かなり綺麗に整備されており、お弁当を持って 来ればピクニックといった感覚なのですが、実際は、照りつける灼熱の 太陽と整備されているとはいえ、足場はかなり悪く、慎重に歩く必要が あります。簡単な準備運動と、十分な睡眠を忘れないようにしましょう。

パノムルン遺跡
 パノムルンという言葉は、パノムはカンボジア語で「山、丘」などを 意味され、ルンはタイ語で「虹」となります。今まで幾度か見たこの手の 遺跡の中では珍しく、屋根が残っており、かなり復元されているようです。
 例えば、復元されているものと違い、写真のナーガなどは長い歳月に より彫刻が失われています。幾つかの綺麗な像もあるのですが、近年の 復元工事により、新たに作られたと判るもので遺跡としての値打ちは ないかも知れません。[06.4]
 ただ、これほど大規模なものが復元され観光できるようになっている のには驚きで、タイの観光業への力の入れようはなかなかのものと思います。

ナーガ神殿入口1
神殿内神殿入口2

その他
 多くの石は、穴が開きこげ茶色になっていますが、これは石の中の鉄分が 錆びてこうなっているそうです。こういった石だけでできている建物などは、 恐らく昔々からのものだと思います。
 小高い丘になっているので、景色が綺麗ではないかと期待していたのですが、 季節が悪かったのか、木々が覆い茂り、眺望が綺麗なところは写真の一箇所 ぐらいでした。カオプラビハーンでの壮大な眺望を思ったので、ちょっと がっかりしました。

神殿下界への眺望


ムアンタム遺跡
概要
 コラートから24号線をイサーンへ向けて走ると写真のような景色が延々と 続き、ひたすら目的地まで走るだけとなります。途中、小さな街や、牛の群れが いたりするぐらいで、大陸の大地の広さを感じます。しかし、この景色は多くの 木がむやみに伐採されて、ジャングルがサバンナのようになったものだそうです。 [06.4]

イサーンの景色遺跡への道

ムアンタム遺跡
 遺跡入口には料金所があり、タイ人10バーツ、外国人30バーツを支払います。 これまた綺麗に整備された公園になっており、写真の道をどんどん進むと遺跡が 見えてきます。遺跡自体は、別ページで紹介しているピマーイ遺跡とよく似た 感じで、20分ほどの時間でだいたい見て回ることができます。

遺跡水浴び場

土産物屋1土産物屋2

遺跡周辺
 遺跡近くには、土産物屋や小さいレストランなどがあります。まず、 最初にここに来た場合は、パノムルン遺跡でご飯や土産を買った方が 良いです。やはり、知名度の差で観光客が少ないのか、閑散としており、 活気がなくひなびた感じです。[06.4]

ハートの葉バーラーイ

ムアンタム・バーラーイ
 バーラーイとは、単純な話、灌漑用の貯水池です。かなり規模は大きく、 1,090x510メートル、深さ 3-4メートルもあります。しかし、これといって 何がある訳でもありません。[06.4]

ハートの葉
 おまけですが、バンコクでハートの葉を買ったことはありませんか。 そのハートの葉の本当の正体を見ました。写真では判り難いですが、 つたのような木に巻きつく植物でした。


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